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enami Taisuke new album " f e r m e n t "


2014年11月18日enami Taisuke new album " f e r m e n t " (Meister Musik)

独特の浮遊感あふれる和声で演奏されるピアノと風景を描写するような打楽器群、エレガントなヴァイオリン、ダンサー達の気配などがミックスされたある種の緊張感を持った”聞き手の耳をゆるやかに一新してくれる”音楽達。



ここ3年ほど取り組んで来た作品。録音・マスタリングは夏にはほぼ終了してたが、ジャケットデザインにもかなり時間をかけて取り組み全体として一つの作品として責任をもって届けることができる作品となりました。

制作に関わってもらった音楽家、ダンサー、デザイナー、会場は僕がここ数年京都、大阪、神戸、岡山でとてもお世話になった大切な人達。

最終fermentジャケット案

岩本象一(drums)
2人のタッグによるライブがゆるゆるとはじまってからずいぶん時間も経ったようだ。もともとは神戸のギタリストの瀧康太さんのイベントに参加をしていた時に出会ったドラマー。同じイベントにスティールパン演奏者の村治進さんのトリオも参加してた。村治さんのバンドではなんと今回アルバムに一曲参加のドラマー橋本達哉さんが叩いていたのだからどんだけの縁なんだろうか。その時僕はフィールドレコーディングのトーク&ライブを展開したはずだ。
話はもどって岩本象一のドラム。ビートではないところのより大きな”なにか”を演奏するスタイルで風景描写力にも優れている。多くのバンドでひっぱりだこだがドラムセットでの演奏は意外なことに僕のところだけのようだ。最初に一緒にセッションをしたのが瀧さんの神戸バリッドでのイベント。field habanaのリーダー井上さっちゃんが「しょうちゃんとえなみさん合うと思うで」という声をもらったのを思い出した。
岡山在住。声も良い声だ。夫婦ともどもお世話になっている。彼と演奏をするようになってから岡山に文字通り”通う”こともしばしばだ。そういえば鳥取のギタリストの中村さんと結びつけてくれたのもしょうちゃんだ。
個人的にピアノでなければドラマーになりたいといつも思う。
ずいぶんと助けてもらっている。いつもありがとうございます。
2014_9_28_1 DUO

橋本達哉(drums)
もう3年ほど前なのかな大阪のカフェスローOsakaでの”くらやみカフェ”にひょっこり遊びにいったら、関谷友加里さんと田中ゆうこさん2人のライブに遭遇。関西のJAZZシーンで面白いひといないかなとちょうど探していたことろの出会い。現場で彼女達のCDを手に入れラジオでOn Air 紹介すること複数。その後ずっと気になっていたチーム。ある日そのアルバムのクレジットと写真を再確認したら橋本達哉さんであったのでさらに驚き。橋本さんとは一度2人だけの即興のイベントをさせてもらう。情報量がどんどんふえてくるけどある一定上の音量を超えないという、表面張力的な音圧アプローチのドラマーでこれは希有だ。

横山祥子(violin)
アバンギルドで確かイタリアのダリオのサポートで出演していた時だろうか。違っていただろうか。競演したグループでひときわ印象に残った音が彼女のヴァイオリン。天才とおもったけど「天才じゃない」らしい。僕が思う彼女の特徴は打ち上げ時と同じ「座持ちの良さ」。音にも表れる彼女の「場を暖める力」は天然なんだろうか。彼女の所属する中川裕貴、バンドのリーダーの中川さんはこれまた僕も参加しているen sowattのメンバー。人の繋がりがぐるぐるしている。ソロではアコーディオンで懐メロを歌うらしい。まだみていないけど、懐から鳩なんか出して欲しい。来年もっと絡んでいきたい。

徳島章子 / cana(気配)
コンテンポラリーダンスユニットsoupの2人と初めて会ったのが岩本しょうちゃんとの2回目くらいのアバンギルドでの演奏。「透明感がありすぎ」という感想を頂いたが、彼女達の透明感もすさまじい。手がむこうに透けそうだ。個人的にダンスと音楽の合体を彼女達とする以前はほとんどやってこなかった。それが彼女達とはその後どんどん縁が続いて岩本しょうちゃんとのチームも含めかなりステージ音楽を担当させてもらった。そういえばTime Painting仙石 彬人さんとのステージも彼女達とだった。そして仙石彬人さんはこれまた瀧さん繋がりでもある。そう思えばより古くはfarmhouse cafeなのかもしれないし、その前の愛農人かもしれないしorganic platformかもしれない。そうだたなやんこと田中宏昭さんとも共演したのが彼女達とのステージ。
話はもどってスープ。スケッチ、デモ段階から120%以上で向かわないとはっきりNGを出してくる彼女達。だから彼女達との公演では僕の演奏がリハーサルと本番は全く違うことになることが多々あった。他ジャンルとの共演は自分越えでもある。canaさんはいち早く新作の中から一曲選んでソロダンスを2014年夏踊ってくれた。canaさんはpumpkin(このチームの公演もかっこ良い。)のメンバーでもある。
身体ムーブによる気配演奏サウンド。こんな言葉も勝手につくったわけだけど、アルバムをヘッドフォンできいているとある時「この音はひょっとしたらダンスなのか」と思う瞬間が訪れることを。

space eauuu(アンビエンス)
気配演奏ともう一つ。空気感ということでは神戸のギャラリーのspace eauuuにはお世話になった。soupの公演はもちろん僕のトークイベントでも、プライベートでの音楽談義の相手としてもspace eauuuの2人はお世話になっている。soup2人の気配録音の会場ももちろんspace eauuu。またそれ以外にもマイクでspace eauuuのアンビエンスを録音し楽曲の空気感として使っている。背景というのとはちょと違う。数ある神戸のイベントスペースの中でも独特なんだろう。お酒やファッションの次に音楽が来がちな雰囲気の中、音楽をしっかりとどけようとしているspace eauuuの姿勢がうれしい。ほんとうに負けないで欲しい。

最新中の紙案

CIRCO(taguchi ayano)&KAMIORI KAORI(アートワーク、デザイン)
ジャケットのデザインは他にも候補があったけど、岩本しょうちゃんと相談した結果岡山のチームに頼むことになった。ここのチームには本当にお世話になった。ジャケットの紙質からパッケージデザイン全部。何度も何度も電話、メールのやりとり。自分の仕事を中断してしばらくアルバムジャケット制作に関わってくれた。業者の手配から何から何まで素晴らしかった。プロの仕事というのはこういうことというのをしっかり見せてくれた。”深夜微熱発酵マナー”というテーマにぴったりのうごめく物語を2次元のデザインに落とし込むセンス。東京のブリッジの担当者から「今回のアルバムはジャケットえらいおしゃれですね。売りにいきます!」と言わしめる。作品に最終リボンをつけてしっかり欲しい人達に届ける力=デザインと思う。デザインそのものも作品だが、プレゼント包装、リボンにもなってもらわないといけない。そしてどちらの面においてもクオリティがとても高い。すごいなと思う。作品はまさに上に行く人の佇まいだ。

須田一平(マスタリング)
hawaii1200からずっと関わってもらっているエンジニア。少年ナイフや渚にてといった主にギター音楽を担当しているようで、ピアノは久しぶりかもしれない。プリアンプでForcusriteを勧められるが、視聴した結果それを取り消した時の英断は2人だけにしかわからないスタジオの空気があった。結果さらに上にいけた。
コンプ処理をマスタリング以外ほぼしていない。コンプといってもリミッター程度。しかもレシオもスレッシュホルドもほぼかからない状態。音圧レベルも一般的なポップスの作品に比べて小さいアルバムになったが、そもそもアコースティック楽器をコンプでレベル上げてガシガシにする必要があるんだろうかという問いかけでもある。ただ”通す”だけという作業をひたすら地道に2人で作業。ミックス段階ではDSDに一度落としてからの作業。0.1dbの上げ下げのミックスに根気よく付き合ってくれた。気が遠くなることしばし。それでもサウンドの話はつきない。

ここまでがアルバムにダイレクトに参加してくれた人達。あらためて感謝です。

ただし、あと神戸のドラマーfield habanaの井上幸さん、それから神戸のドラマー田中宏昭さんにも一部録音を手伝ってもらった。しかし今回いろいろあって(ここにはデーターが一回全部消失ということも含め)、音源としては参加していない。それでも力になってくれたことはとても嬉しい。ありがとう。

ferment チラシ小

これらの内容を流通・チラシ資料用にまとめるとこうなるわけだ。
解説
独特の和声感、予想しない転調進行、即興とスコアのはざま、より大きなタイム感で演奏される楽曲達。サポートするのは打楽器に 岩本象一( ガムラン・プレイアーでもある)と橋本達哉(高岡大祐氏のプロジェクトや関谷友加里トリオと田中ゆうこにも参加の関西フリージャズ界で活躍するドラマー)。ヴァイオリンに京都を中心に活動をしている横山祥子。さらにコンテンポラリー・ダンスユニットのsoup 徳島 章子、canaの2人が身体による気配演奏で参加。マスタリングは”渚にて”などにも関わって来た須田一平が手がける。今にも動き出しそうな独特なアートワーク、デザインは CIRCO.TAGUCHI AYANOとKAMIORI KAORIが担当。最終的なアルバム全体の質感に神戸の新進気鋭のギャラリーspace eauuuのアンビエンスが取り入れるなど独自の工夫が見られるこのアルバムは、クラシック、ジャズ、ポストクラシカルまたドローン、アンビエント・ミュージックなどともリンクするアコースティック を基調としたコンテンポラリー・ミュージックとでも言うべき音楽作品に仕上がっている。


この時点でライブ会場はもちろん個人的に問い合わせていただけたら先行で販売させていただきます。
是非買ってください。僕だけじゃなく僕を通して後ろに聞こえるたくさんの気配を感じて欲しいと思います。

家族はもちろんアルバムにいろんな形で参加してくれている人達、東京ブリッジの担当者、デモ段階にもかかわらず視聴させてもらったカフェやギャラリー、ライブでも応援してくれている人達、快音採取関連のイベントチームのみんな、ライブハウスやカフェ、ブッキング手配してもらっている人達、ツアー先でお世話になっている人達、スタッフ、ステージで共演してもらった人達。なんだろうなあと、もれていたらごめんなさい。ゆるゆるおつきあいのほど。

ありがとうございます。



enami Taisuke new album " f e r m e n t " 収録されている曲達の紹介
最新盤面案穴あり

ピアノという楽器は基本的には完成されている楽器と言われている。新しい演奏方法というのはなかなか出てこない。

それでもピアノで演奏していくことに当面は決めている。そうしたなかで今回の僕がとりくんだのは和声。音楽を時間軸にそって緊張と緩和をうみだして推進して行くにあたって7thというコードはとても大切なんだろうと思う。しかし今回はメジャー7thをメインにそれをスライドさせていくことに焦点をあてていった。時代的には今のNYの新しいジャズシーンや中南米の新しい音楽から聴こえてくる和声感に対するリアクションでもある。ただ、彼らの音楽については例えばジョーザビヌルから受け継がれられている”コスモポリタニズム”感という表現・レビューで記されることが多いが、僕の楽曲は似た和声言語を使用しながらも”コスモポリタニズム”感ではなく”ローカル”感=自分のルーツ・育って来た環境を表現しようと思っていた。曲のタイトルに日本語が多いのはそういったこともある。


アンサンブルやグルーヴについてもたくさんおもうことがある。しかし全部書き記すことが良いとは思わないので。

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-MUSIC ALBUM!-
new album
2014.11.18 release
enami Taisuke "f e r m e n t"
(Meister Musik)
最終fermentジャケット案 のコピー
・ゲスト・内容紹介
・試聴


2008.12.3 release
enami Taisuke "HILL"
(Meister Musik) sold out

・内容紹介


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