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enami Taisuke "HILL"
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アルタン・インタビュー書き起こし

遅くなりましたが2009年12月に2週に分けて放送したアルタンのインタビューの書きおこしが出来ました。

アルタンといえば、アイルランドのトラッド・フォーク界のスーパースター。アルバムも10枚リリースしていて、そのどれもが大変素晴らしい内容です。今回は新しいアルバム『アルタン with RTEコンサート・オーケストラ』のリリースに先駆けての日本ツアー。2009年12月9日の滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールでのライブ前の時間にインタビューさせていただきました。

インタビューに受けて頂いたのはアルタンのALTAN(アルタン)からキーラン・トゥーリッシュ(フィドル/以下K)とマレード・ニ・ウィニー(フィドル、ヴォーカル/以下M)です。番組では時間の都合上全てをお送りすることが出来ませんでしたが、あらためてここに全部書き起こしておきます。ファンの方はもちろんそれ以外の方にも是非楽しん欲しいと思います。切に思います。


~インタビュー~
2009年12月ALTANインタビュー
altan_2009_12_1.jpg
写真左がマレード・ニ・ウィニー。右がキーラン・トゥーリッシュ。僕の顔がちょっと赤いですが酔っぱらっているわけではありません。

江南:本日のオトダマラジオ。ゲストは、アイルランドのトラッド・フォーク界のスーパースターのALTAN(アルタン)からキーラン・トゥーリッシュ(フィドル/以下K)とマレード・ニ・ウィニー(フィドル、ヴォーカル/以下M)です。よろしくおねがいします。

K&M:よろしくおねがいします!乾杯ね!(ご機嫌で日本語を最初からとばしてますね)

江南:さてアルタンという名前は、アイルランドの中で最もケルト色が強く残る地域ドニゴール州にある湖の名に由来すると聞きました。今日滋賀県の琵琶湖のほとりでライブです。日本で一番大きな湖で皆に親しまれている湖です。ここで演奏するというのはなにか縁を感じますね。湖から何かヴァイブレーションをうけますか?

M:琵琶湖に来るのは今回初めてです。日本で一番大きな湖と聞き、今回来れて嬉しく思っています。でも1時間前に到着したところで、なにもまだわからいわ!私達の湖とは違っておとなしいわね。ひょっとすると後で飛び込んじゃうかもしれませんよ!

江南:なんでですか!さて、ここからは音楽の話をいろいろさせていただきましょう。アイルランドのトラッド・シーンは日本から見て、今とても元気がある印象です。

K:確かにそうだ!若いバンドがたくさん出てきているよ。

M:昔はトラッドをしているとだいたい「あぁ、彼ね!」とか分かるんですが、今はミュージシャンが多すぎて全然わかりませんね。

江南:アルタンがデビューした当時のトラッドのシーンはどのようなものでしたか。

M:当時はプランクシティー、ダナン、チーフタンズはもちろん、イギリスのバンドのペンタングルなんかがいました。そうした音楽を聴いていたわ。今とはちょっと雰囲気が違う印象ね。

江南:アイルランドのリスナーは、ロックとトラッドどちらも聴く印象ですか?ロック例えばU2なんかが日本でも知られていますが、ロックを聴くリスナーはトラッドを聴かないなんてことはないんですか?

M:それは、ないんじゃない。狭い国だし。なんでも聴いてみるようね。もったいないじゃない。ジャンルで聴かない音楽があるなんて、寂しいことよ。

江南:僕もそう思います。チーフタンズの名前が出たのでここで伺いますが、『Water From the Well』というDVDでアルタンはチーフタンズのメンバーとセッションをしています。アイルランドのトラッド界では世代を超えてセッションすることはよくあるのですか?

K:自分達のスケジュールも忙しいんでなかなか時間がなかったんですが、今回はタイミングよくチーフタンズと出来たんだ。我々にはあまり垣根はなく、自分達より若いバンドとももちろんセッションをしていきたい。そこはやっぱり垣根はないね。

江南:今の話の流れでうかがいますが、僕は以前からアイルランドの音楽は「コミュニケーション・ミュージック」だと感じてきました。アルタンの音楽を聴くと、自分でも参加してみたくなる、例えば手を叩いたり、楽器が弾ける人は引いてみたり、ダンスをしたり、あるいはお酒をのんで、その雰囲気に参加してみたりと。アルタンが「コミュニケーション」という言葉をキーワードにグループで心がけていることを教えてください。

M&K:ひょっとしてアルタンに参加したいの!ハハハ。ダンス?ウフフ。

江南:If possible! ふふふ。

M:やっぱりそれ(コミュニケーション)が音楽の本来あるべき姿で、トラッドは主にダンスミュージックがもとになっていることが多いので、なおさらよね。「コミュニケーション・ミュージック」って良い表現だと思うわ。

江南:ありがとうございます。メンバー同士のコミュニケーションを図る時、結構アルコールを呑みます?

M:呑まないわよ。それは、スタッフがウソの情報を流したのよ!(ウソです)。もちろんメンバー間の間では信頼があり、大切だし愛しています。でも程よい距離感は当然大切よね。

江南:今の話を聞いてアルタンの音楽。ますます、グッきました。
さてコミュニケーションというキーワードでもう一つ。アルタンはアルバムによくメンバー以外のゲストミュージシャンを招いています。バンドによってはゲストを招かないケースもありますが、アルタンはよく招いてますね。

K:そうだね。メンバーもアルタン以外にいろんなプロジェクトを抱えているので、自然と人の流れはスムースだよ。自分も呼ばれれば嬉しいし。そんなこともあって呼ぶんだ。

M:個人的にはアイリッシュ・ハープなんかを自分で演奏して録音してみたいわ。

K:ホント?

M:20年前に買ったわ良いけど、指がつって、演奏できないままね。つめも痛むし。

一同:笑い。爪!

江南:さてここからアルバムの話になります。お待たせしました。我々は今ここに資料が全くないのですが、タイトルを教えてください。

K:『アルタン with RTEコンサート・オーケストラ』っていうんだ。オーケストラとやってる。

江南:オーケストラとするのははじめてですか?またそのアイデァは何時頃から暖めていますか?

K:5年ほど前からずっとタイミングをみていたんだ。オーケストラとすることを。今回のアレンジはフィアクラ・トレンチに頼んだ。ヴァンモリソンやエルビス・コステロと仕事をしてきた人物だ。とても満足している。

※ちなみに、他のアイルランドのトラッドグループでオーケストラと共演しアルバムを作っているのはチーフタンズだけ。「アルタンにとってはチーフタンズの次は私達!という自負も当然あったはずよ」とはスタッフ談。

江南:わかりました。今回の曲のセレクトはどのようになされましたか?またダンス曲のメドレーをオーケストラとやるのは難しくなかったですか?

M:今回のセレクトはとても民主的なプロセスでなされたの。皆に「Wish List」を出してもらって、それをフィアクラ・トレンチに出して。彼の方からオーケストラアレンジに向く曲を教えてもらうやりかたでセレクトは進行していったの。

K:確かに最初自分達でも早いテンポのダンスミュージックを45名もの!オーケストラとやるのは難しいだろうと思っていたが、すごく優秀な人達で仕上がりにも満足しているよ。

江南:歌詞もゲール語のものが中心ですか?

M:そうね。たまたまそうなっちゃうんだけどね。とても綺麗なメロディーだし、歌詞が素敵なものを選んできました。CD国内版には日本語の対訳もついているんでわかりますよ。

江南:アルタンのセレクトする歌の歌詞はとてもユニークなものがおおいですよね。

M:ゲールの歌はとても想像力を書きたてるようなところがあるの。物語を歌うというものではない。だから歌う前にはお客さんに、歌の背景の説明を毎回しているわ。イメージが伝わるようにね。そして歌の80パーセントはラブ・ソングね。これは世界共通の言葉よ!イングリッシュ・バラードは物語的な歌詞が多いの。ソコが違うわ。

江南:なるほど。そういった違いもあるんですね。ありがとうございます。さて最後の質問となります。ボチボチクリスマス・年末ですが、アイルランドでは何か特別な料理を用意するんですか?

M:ちょうど、今夜クリスマスソングも歌うわよ!えぇと料理ならそうね2~3日はかかるわよ!
今私のママが作ってくれているの。ギネスやレーズンを入れて何週間もかけて作るの!それは食べ物ではなくてカクテルよ!ハハハ。

一同:爆笑

江南:では良いお年をお迎え下さい。というわけで本日のゲストはアルタンからキーラン・トゥーリッシュ(フィドル)とマレード・ニ・ウィニー(フィドル、ヴォーカル)でした。ありがとうございます。


忙しい中、メンバーのお二人はもちろん、スタッフの方も含め皆さんありがとうございます。


アルタンのCD情報を載せておきます。
日本盤・特別先行発売!2009.12.7より通販発送開始!
ALTAN『アルタン with RTEコンサート・オーケストラ』
アルタンのより詳しい情報はプランクトンのHPをごらんになってください。

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2 comments
初書き込みです!

アルタン知ってますよー!!
昔、アイリッシュパブなどへセッションへ行ってた頃、色々聴いてましたー!
ルナサもめっちゃ聴いてました。

今はもう遠ざかってしまいましたが、素晴らしい音楽であるのは間違い無いです(´ω`*)
Re:
夜空さん

書き込みありがとうございます。
アイリッシュパブでもセッションされていたんですね。また次回お会いしましょう。

アイルランドのトラッド・ミュージックシーンは今とても勢いがありますよね。ここ日本・関西でもその雰囲気がよく伝わるようなインタビュー放送にできたらなと思いインタビューに臨みました。

放送を聞き逃した方も是非楽しんでください。
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