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enami Taisuke "HILL"
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オトダマ・ラジオ(KBS京都ラジオ)は2013年9月をもって終了となりました。4年半ありがとうございました。
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OKI DUB AINU BAND OKI氏 インタビューVol.2

2010年9月23日と30日に放送したOKI DUB AINU BAND OKI氏のインタビューの書きおこしです。
今回は9月30日放送分の書きおこしとなります。前回の分とあわせて楽しんでください。


enami: というわけで今日のゲストは先週に引き続きOKI DUB AINU BANDからオキさん。今日もよろしくおねがいします。飛行機でわざわざありがとうございます。

オキ氏:いえ、今日はヘリコプターで。自家用で。

enami:え?自家用ですか?どこに止めてるんですか。

オキ氏:屋上!屋上にとめてんの。

enami:いいかげんにしてください。

オキ氏:あの、農薬撒くやつ。

enami: まだ喋りますか!

オキ氏:ハイ。ありがとうございます。

enami:先週はアルバムの話をさせていただきましたが、今日はツアーもほぼひと段落したところというわけで、ライブの話を伺って行きたいと思います。

オキ氏:はいはい。

enami:今回のツアーどこ回りましたか?初日は渋谷のクアトロですよね。

オキ氏:えっとね、違う!いやそうだ。クアトロ。うんうん。クアトロですね。
そしてその後北海道帰りました。俺旭川なんですけど、約400km南の函館!次の日札幌に戻り!次の日阿寒湖!阿寒湖終わって阿寒湖終わって、メンバー皆を次の日女満別空港まで送ってって、次の日知床!で旭川かえって、総合距離2500km!

enami:すごいですね。距離!

オキ氏:2500kmを4日で。各地に爆弾を落としていって、17日京都!

enami:京都よかったっすよ。

オキ氏:よかった?

enami:よかったですよ。

オキ氏:良かったんだ。安心した。そこから岡山でしょ。
で、こっからすごいよ!北海道帯広。帯広ってのがあるんだよ。で帯広終わったら次の日青森!縄文フェスティバル。山形行って、秋田にちょい戻り、盛岡いって、大阪造船所ゼッタイムのイベント!出て。もうバラバラですね。人生計画無し!

enami: バラバラですね。

オキ氏:ね。早いもん順で入れてったから。

enami:そうなると、メンバーさん場所場所によって変わってきましたよね。

オキ氏:そそ。俺たちみんなそんなだから。

enami:どういうことですか。

オキ氏:みんなそれぞれいろんなバンドやってるから。黒潮のってるヤツとか、俺は千島寒流だったりして、俺たちみんな回遊魚系ミュージシャンだから。

enami:そんな言葉あるんですかね。みんな集まったり、離れたりして現地集合なわけですね。
で、オキさん。聞くところによるとトンコリ自分でも作るんですよね。

オキ氏:そうなんですよね~。

enami:木材によって音って変わりますか。

オキ氏:かわりますよね。っていうかこれってサーファーが自分で板つくるように、こだわりなんでしょうね。人に任せられないので。もともと彫刻やってたんですよ。

enami:えぇその話は知ってます。

オキ氏:挫折したんですよ。で、その昔やってた杵柄をとって、技術を活かして作った。

enami:年に何本ほどつくるんですか。

オキ氏:年に5・6本いってたんじゃないですかね。今年はまあ2本くらいかな。

enami:じゃ、いまはほぼ満足のものが。

オキ氏:そうですね。今年サハリン行ってきたじゃないですか。サハリンの材木で、むこうの椴松をゲットしてきたんですよ。

enami:おぉ!それ税関でひっかかるんですか?

オキ氏:税関ではひっかからないんですけど、輸送量9000円取られた!

enami:9000円ですんでよかったじゃないですか。

オキ氏:まね。でもトンコリってサハリンの楽器じゃないですか。サハリンの楽器なのでサハリンの木を使ってトンコリを作るのって、今となっては正攻法だと思うんですよね。今となっては。でもサハリンに行くまでそういう発想なかった。今まで北海道で良い木を探してた。

enami:環境によってがらっと発想が変わったってことですか。

オキ氏:そうね。環境によってがらっと変わった。俺本とか読むの好きなんですよ。でもアイヌ文化とか本ではあんまり読まなくて。経験してつかむことの方が好きなんですよね。

enami:そうなんですか。ちょっと先週にも話をしましたが、アルバムの話になります。収録曲にいくつかトラッドとあるじゃないですか。これは教えてもらうんですか? あるいは資料なんですか。

オキ氏:これは資料。そうね音声に残っているものが多いですね。

enami:残ってますか。

オキ氏:うん。それがやっぱり、基礎なんで、それを勉強して、使っていって、使いこなして行き、表現にしていくっていうことを心がけました。

enami:自分なりにっていうことですね。わかりました。
さて、ライブの話に戻りましょう。
お客さんのノリは日本と海外は違いますか。

オキ氏:基本的には違わない。演奏がヘナチョコじゃなければ同じですよね。
でね、こないだお寺で、檀家さんよんでお寺でコンサートってやったんですよ。

enami:えぇ。

オキ氏:札幌で!サハリンの話をしたんですよ。「サハリンっていうところはね。宗谷岬20数kmしかはなれてないのにそこはヨーロッパなんですよ」って話をするために、「日本から20数kmのところにシャラポワが沢山いるんですよ!!!」って言ったのに「しーん(全くウケナイ)」なんですよ。で、日本とどこが違うかさらに説明するために「サハリンではそこかしこにゴルゴのにおいがするんですよ!!!!!」って言ったんですよ!!!!!
普段それ言ったらゼッタイそこ爆笑シーンのはずなのに。お寺でコンサート!檀家さんシーン!
だからそういう場所。場所をわきまえた対応をね、していればね。

でも結構檀家さんのおばぁちゃんのハートわしづかみにしましたよ!あの手この手で。
(かなりの熱の入れよう!)

enami:それトークの話しですか!演奏の話しじゃなくて。

オキ氏:いやいや。あの、いや。トークも演奏も!トークもちゃんとしてないと演奏伝わらないですからね。

enami: そうですそうです。

オキ氏:いやトークの話なんですけどね。

2人:ムフフフ。

enami:というわけで話は続いていくわけですが、ココで曲の紹介行きましょうか。よろしくおねがいします。

オキ氏:えと、なんでしたけ。あ、これか。TOYAってこれ湖のあたりの話なんですけど、歌詞に出てくるフンベってクジラなんですね。けっこう有名なアイヌの歌なんですよね。これクジラがうちあがっている。そんな歌なんですよね。

enami:わかりました。ではどうぞ!

M1:TOYA / OKI DUB AINU BAND 『SAKHALIN ROCK』
oki.jpg

enami:クジラの景色なんですね。

オキ氏:はい。あとそれと火の神様のことも出てきてますし、わりと僕の中では初心といいますか。30過ぎてから北海道帰ってトンコリ弾こうかなって決心したですけど、そうした初々しい自分がこの曲の中にはいるのかな、と思いますね。

enami:裸のオキさんがいる。

オキ氏:naked!

enami:英語にした。

オキ氏:まんまか。そんな曲ですよ。

enami:こうした『サハリンロック』 全部で12曲入っています。
で、先週聞き忘れて一箇所伺いたかったことがあるんですが、フィールドレコーディングしている曲が1曲ありますよね。安藤ウメ子さんのアルバムをプロデュースされたときもそうしたアプローチの曲ありましたが、こだわりがあったんですかね。めちゃくちゃ短いんですけど。

オキ氏:えぇ。基本的には自然の中でフィールドレコーディングしても負けるのわかってんですが、今回あえて、負けるの覚悟でフィールドレコーディングやったんですよ。もうでも寒いって!ものすごいんですよ。しかも流氷が接岸しているような、風を遮るものがないような海岸で。マイクを立ててレコーディングやったんですよ。

enami:自然の威力どころじゃない環境ですからね。

オキ氏:で、風があるんでボボボボって吹かれるんですよ。

enami: マイクがね。

オキ氏:そう。でももう風が無い時を狙ってやろうなんて出来ないからかまわずやっているとどんどん身体が冷えていくの。しかも指は演奏のときは手袋しないんですよ。で、演奏しているとそのとき、指の周りに風が出てくるんですよ。ほんのわずかでも。そうするとだんだん小指から感覚がなくなってくるんですよ。そして小指から感覚なくなってきてから「もう駄目です!これ以上演奏できません!」ってなるのがだいたい50秒前後なの。

enami: それでこの曲こんなに短いんですね。この曲とてもカッコよくって。

オキ氏:マイクも吹いちゃって!もう。

enami:限界!

オキ氏:玄界灘遭難事件。

enami:限界の曲だったんですね。 もちろんこうした頑張った曲「PORONAYSK-23」も収録されています。
さてリリース・ツアーもひと段落ついたわけですが、今後どんな展開を考えていますか。
DUBバージョンとか出したりしますか?

オキ氏:おぉぉぉ!聞きたい?

enami:えぇ、だってOKI ダブ AINU BANDって名前じゃないですか。

オキ氏:そうだよね!あのね。あのガラス越しの、向こうにいるマネージャーでしょ。あの人に、俺がいかに優しくするかによって資金がね。

enami:じゃ、最後僕からOKIさんにアドヴァイス。女性を褒めて褒めて褒めましょうよ。女性綺麗になってもらったらやっぱり嬉しいじゃないですか。最高ですよ。田中さん!綺麗。美しいですよ。

オキ氏:綺麗!美しい!電波通して言っちゃってますよ。ときめいて来ちゃった。

enami: ねぇ。素敵なマネージャーさんですよ。女性も綺麗になって仕事も回って最高じゃないですか!

オキ氏:そうですよね!!!!!

2人:よろしくおねがいします。

enami:それでは最後になってしまいましたが、京都のリスナーにメッセージをよろしくお願いします。

オキ氏:これだけ古い歴史の蓄積された京都ですが、僕らアイヌも負けない歴史を持っています。はるか昔。大陸からやってきたチンギスハンの軍隊を根こそぎやっつけたのがカラフトアイヌです。そんなツワモノアイヌも歴史の中で追いやられてきたんですが、今回『サハリン・ロック』という形でリベンジ出来たんじゃないかと思います。ピースフルなリベンジというわけで。

では最後の曲はそんなアルバムから。口琴の新しいリズムを持ってきました。さしずめフラメンコ・ダブ・サハリン・ロックというわけでKONKON。

enami:OKIさんありがとうございました。

M2:KONKON / OKI DUB AINU BAND『SAKHALIN ROCK』
oki.jpg

となりました。

2週にわたってインタビューをお送りしました。個人的にもとてもうれしかったです。

YOU TUBEにサハリンロックのプロモがアップされていました。




雑誌・活字でのインタビューとは違った、肉声をさらけ出すラジオでのインタビューはライブ感・独特の空間があります。出来るだけインタビューは書き起こしていこうと思っています。去年の菊地成孔さんやALTAN(アイルランド)のインタビューや過去の番組の仕事もUPしているので楽しんでください。

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2 comments
回遊魚系って
「俺たちみんな回遊魚系ミュージシャンだから」に爆笑。
Re: 回遊魚系って
toyon0826さん

コメントありがとうございます。

回遊魚らしいですよ!
止まる事が出来ないのです!

> 「俺たちみんな回遊魚系ミュージシャンだから」に爆笑。
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